高血圧 まとめ
高血圧とは
血圧は血液の量×血管の硬さで決まる。
血液が血管を内側から傷つけていくことで、
動脈硬化→大きな病気につながるため注意。
高血圧の基準は
- 診察室血圧値で140/90mmHg以上
- 家庭血圧値で135/85mmHg以上
高血圧は危険な理由
頭痛・めまい・耳鳴り、首の痛み、イライラなど…高血圧の症状は分かりにくい。
サイレントキラーと呼ばれ、静かに、血管が傷つけられていく。
つまり、高血圧は、健康の土台が蝕まれている状態である。
そのため、大きな病気や突然死につながることが多い。
血圧を下げるために
塩分を控える
一人一日に摂取してよい塩分量は成人男性で6g。
軽い運動をする
激しい運動は血圧を上昇に。有酸素運動が〇。
お酒・たばこを減らす
お酒は少しならば血管を緩める効果もある。(男性では1日あたり日本酒1合orビール大瓶1本or焼酎0.5杯orワイン1/4以下、女性はその半分ほどが目安)
ストレスをためない
高血圧の人はタイプA(Agressive)の人が多い。完璧主義、真面目、自分にも他人にも厳しい人。
イライラしたら深呼吸。
食事のとり方を意識
野菜やフルーツを先に食べる。
塩分を控える。
朝コーヒーを飲む。
おやつはチョコレートにする。
良質なたんぱく質をとる。
健康食品やサプリに頼る。
病院に行く
ここまでして下がらなかったら病院。家庭で血圧を測定したものを持っていくとよいらしい。
高血圧の人が気を付けること
ウォーニングサイン(病気を警告するサイン)を見逃さないこと。
激しい頭痛や吐き気、動悸、胸の痛みなどが起こった場合、迷わず救急車
そして、合併症を伴う場合、急激に血圧が上昇することも。そのため、家庭で毎日血圧を測定することが必須。
少しでも異常を感じたら、一人でいないこと、病院に行くこと。突然倒れる病気が多いため。
他にもこんな症状が出たら、注意。合併症の可能性有。
心臓・肺の症状
呼吸困難や息切れ、動悸、むくみ、疲労感、寒気→心不全の可能性
血管の症状
背中・胸・おなかの激痛、呼吸困難→血管破損の恐れあり 昏睡状態になる可能性も
脳の症状
激しい頭痛、吐き気、嘔吐、けいれんや意識障害、いびき、しびれ・まひ→脳梗塞、脳出血など
軽いしびれなども初期症状の恐れがあるので注意。
腎臓の症状
尿の量減少、むくみ→腎不全、尿毒症など
高血圧の症状が、少しでも良くなりますようにー!
参考文献